発見たんけん宮崎県 2025年版
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27そのままじっくりと焼いたあと、次に「タレをつけながら焼く」ことを4回くり返し、かば焼きが完成します。焼く人の声いくら新鮮なうなぎでも、焼きかげんや味付けを間違えると、おいしくなりません。どのうなぎも同じ味になるように、調整しています。商品を急速冷凍し、箱に詰め、全国のお店や家庭に商品を送ります。出荷する人の声商品の種類や大きさに合わせて、袋や箱などに詰めていきます。また商品を送る前にも、金属探知機に流して、異物がないかを確認しています。こんな人に向いています♪うなぎはひとつずつ丁寧に、すばやく包丁を使って切り分けます。切り分ける人の声うなぎの新鮮さは時間がたつと落ちてしまうので、切り分けの作業は、素早さや集中力、正確さがとても大切なのです。□生き物が好きな人 □食べることが好きな人 □宮崎、九州を全国に発信したい人食べることが好きで日本の食文化を守りたいと思い、宮崎のこの会社で働くことを決め、富山県から来ました。現在の仕事は営業で、海外の企業に新しく取り引きをしてもらえるよう提案などをしたりしています。取り引きが成立したときはうれしいですね。海外のいろいろな文化圏の人と知り合えるので楽しいです。うなぎを検査すると安定したおいしさと安全なうなぎができているかの確認ができます。大森淡水のうなぎは、全国のお店や家庭に送られるので、たくさんの人たちが必要で、うなぎを育てる人、検査する人、焼く人など、それぞれ担当者を決めて、みんなが責任を持って仕事をしています。うなぎの稚魚を出荷できるサイズまで育成するのが私の仕事です。生き物を育てる仕事なので、従業員との情報の共有や連携を大切にし、責任感を持って取り組んでいます。おいしいうなぎを作るために、何度も育て方を改良し、それが品質となって現れるので、とてもやりがいのある仕事です。どうしてこんなにたくさんの検査や人が必要なの?営業部 岡島圭佑さんうなぎを切り分けるうなぎを焼く・タレをつける養鰻事業部 今宮世貴さんうなぎを出荷する大森淡水ではたらく人にインタビュー

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