発見たんけん宮崎県 2025年版
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尾前紗莉菜さん時任翔太さん河野晃太郎さん金海扶美子さん1本1本丁寧に手作業で接木します。毎日たくさんの接木をするため、多いときは60人以上で作業します。接木は、切り方ひとつで完成形が変わるので、正確さと速さが大切です。接木を養生室に入れて、成長しやすくします。接木した苗を養生室に入れて活着させます。品種によって成長に最適な湿度や光の量があり、この調整に気を使いながら作業します。ハウスに移動して、均一で健康な苗に育てます。くっついた苗を、病気や日焼けに気を付けながら成長させます。また、出荷前なので、見た目もきれいになるように調整しています。畑に植えるのに最適な大きさに育ったら出荷します。野菜の品種や高さで発送する箱の大きさも違うので、注意が必要です。箱を開けたときに、いい苗に見えるような箱詰めをしています。こんな人に向いています♪□植物が好きな人 □地道な作業ができる人 □もの作りが好きな人❹❺❻❼9活着させる私たちが作った苗は、全国の農家さんなどへ届けられます接木する苗を育てる出荷する苗に水をかける作業を中心に、野菜の生産全体に関わる仕事をしています。苗は温度や天気の違いで状態が変わり、それに合わせて水をかける量を調整しないといけないので、管理がとても大変ですが、生産者に「きれいな苗だね」と言ってもらえると、とてもうれしく、 それがやりがいになっています。生産担当 南波慎吾さん私たちが作った苗は、宮崎県だけでなく、全国のお客様(農家)の元へ届けられます。宮崎県で育った苗が、日本のいろんな土地に植えられ、育てられています。苗の接木や指導がおもな仕事内容です。接木は正確性がとても重要な作業です。忙しい時期には1日に6〜7万本もの接木をすることもあるため、間違った苗をつながないよう注意しながら、素早く作業をしています。多くの人と一緒に力を合わせて作業し、仕事が予定通りに終わったときがいちばんうれしいです。接木担当 西俣君香さんジェイエイ・アグリシードではたらく人にインタビュー

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